投稿日:2022-10-03  更新日:2022-10-03

【維持費】電気自動車(EV)の自動車重量税とは?免税は?費用を分かりやすく解説

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こんにちは。EVライフ編集部です。

「電気自動車(EV)の購入を検討しているけど、自動車重量税ってどれくらいかかるんだろう?支払いはどんなタイミングなんだろう?電気自動車(EV)だし、免税の対象になっていないのかな?」

こんな疑問に答えます。
先に結論として、2022年10月現在に購入された電気自動車(EV)で支払う必要がある自動車重量税は次のとおりです。

✔︎電気自動車(EV)の自動車重量税
・初回車検時(購入から3年分):0円
・2回目車検時(4年目〜5年目分):0円
・3回目車検以降(6年目以降):重量に相当するエコカー費(2年分)*

*重量に相当するエコカー費(2年分)
0.5t:5,000円
〜1.0t:10,000円
〜1.5t:15,000円
〜2.0t:20,000円
〜2.5t:25,000円
〜3.0t:30,000円

記事を通して詳細を紹介していきます。
本記事は「【維持費】電気自動車(EV)の自動車重量税とは?免税は?費用を分かりやすく解説」について紹介します。

電気自動車(EV)の自動車重量税と費用について

電気自動車(EV)の自動車重量税との費用について紹介します。

そもそも電気自動車とは?

はじめに、電気自動車について紹介します。電気自動車とは、車の中にある電池の電気を使って充電し、その電気を使ってモーターを回して走る車のことです。従来のクルマのようにガソリンなどの化石燃料の必要がなく、風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギー(または自然エネルギー)によって充電すると、走行時の温室効果ガスの排出が抑えられ、次のクルマの主役として注目されています。

電気自動車のメカニズム

電気自動車のメカニズムは、電気を使って走ることです。
とても簡単な例に「ミニ四駆」があります。ミニ四駆は電池を使ってモーターを回し、走ることのできる車で、小学生でも作ることのできるとても簡単な仕組みで出来ています。
実際の電気自動車の場合は、さまざまな制御があるためにもっと複雑なシステムになっていますが、本質的な部分だけを抜き出すと「電気を使ってモーターを回して走っている」という点になります。

参考記事:電気自動車(EV)とは?小学生でも分かる簡単な見分け方を紹介!


電気自動車(EV)の自動車重量税

電気自動車(EV)の自動車重量税は「免税・減税」の対象ですので、初期の数回の支払いについては金額が変わります。そのため、減税なしの場合と減税時の双方を紹介します。

自動車重量税とは?

自動車重量税は、自動車の新規登録(軽自動車の場合は「新規検査」をいう。以下同じ。)と自動車検査登録制度(以下「車検」という。)の際に、重量等に応じて課税される国税です。
自家用乗用車の場合は、車両の重さによって税額が変わりますが、軽自動車の場合は重さにかかわらず、一律の税額が課せられます。
自動車重量税は1年ごとにかかりますが、自動車の新規登録および車検時に、車検有効期間分をまとめて支払います。
例えば、新車の新規登録時の車検有効期間が3年の場合は、新規登録時は3年分、以降は車検の度に2年分を支払います。このように、まとめて支払うため、1年の納税額の2~3倍の金額を準備しておく必要があります。下記の赤枠部分が重量ごとの2年分の自動車重量税になります(年ごとの自動車重量税は下記の金額の半額分になります)。


支払いのタイミングは次のとおりになります。
・車購入時(先3年分の支払い)
・初回車検時(先2年分の支払い)
・2回目車検時(先2年分の支払い)
・、、、以降、2年ごとに車検および支払い

参照:ソニー損保



電気自動車(EV)の自動車重量税

電気自動車の自動車重量税は、ガソリン車と同じように重量ごとに規定されていますが、エコカーとして指定されているため、次のように価格の違いがあります。


電気自動車(EV)の場合、各重量に対する課税がガソリン車より安くなっているので、同じ重量のガソリン車と電気自動車(EV)を比べると、電気自動車(EV)がお得になります。

加えて、電気自動車(EV)の環境や普及の観点から、電気自動車(EV)の自動車重量税については「免税」の施策が取れており、さらにお得に電気自動車(EV)を所有することができるようになっています。電気自動車(EV)の自動車重量税の免税については次の章で紹介します。

電気自動車(EV)の自動車重量税の免税について

電気自動車(EV)の自動車重量税は、国の施作として免税対象になっています。この章では、電気自動車(EV)の自動車重量税の免税について紹介します。

電気自動車(EV)の自動車重量税の免税(エコカー減税)

参考:経産省

・内容:電気自動車(EV)の自動車重量税はを2回目の車検時まで免税とする
・期間:2021年5月1日〜2023年4月30日

経産省の発表によると、電気自動車(EV)の自動車重量税は2回の車検が免税の対象になっています。なお、車検については次のとおりになります。

・初回車検=購入時の車検(3年分の自動車重量税の課税)
・2回目車検=継続点検の1回目の車検(2年分の自動車重量税の課税)

つまり、合計すると5年分の自動車重量税が免税になります。

電気自動車(EV)の自動車重量税の免税(エコカー減税)の具体例

それでは具体例の1つとして、日産リーフのXシリーズの場合の自動車重量税について、エコカー減税の効果を紹介します。
日産リーフのXシリーズの車両重量は1530kgになるので、減税・免税が全くない場合は次の自動車重量税がかかります。
・初回車検=49,200円
・2回目車検=32,800円
合計:82,000円

一方、電気自動車(EV)はエコカー減税のためにこの5年分の税金(82,000円)が全て免税になるので、自動車の維持費を大きく下げることができます。

電気自動車(EV)の自動車税以外の維持費について

先に紹介した自動車税種別割*(自動車税)の他にも、電気自動車(EV)の維持にはガソリン車同様に様々な費用がかかります。
具体的に、大枠としては次のとおりです。

✔︎電気自動車(EV)の維持費の大枠

自動車税費
燃料費
・車検費用
・保険料
・ローン

当サイトでは、ガソリン車から電気自動車(EV)への取り替えの際の各種維持費のご紹介と、トータルとして結局のところ電気自動車(EV)がお得になるのかどうかをシミュレーションを行いながら確認することができるので、ぜひご検討ください。

参考:EVライフ コストシミュレーション


まとめ:電気自動車(EV)の自動車重量税の免税を活用してお得に暮らそう!


本記事は「【維持費】電気自動車(EV)の自動車重量税とは?免税は?費用を分かりやすく解説」について紹介しました。

改めて、電気自動車(EV)の自動車重量税で実際に払う必要がある金額をまとめます。
・初回車検時(購入から3年分):0円
・2回目車検時(4年目〜5年目分):0円
・3回目車検以降(6年目以降):重量に相当するエコカー費(2年分)*

*重量に相当するエコカー費(2年分)
0.5t:5,000円
〜1.0t:10,000円
〜1.5t:15,000円
〜2.0t:20,000円
〜2.5t:25,000円
〜3.0t:30,000円

電気自動車(EV)は新しい車であり、慣れたガソリン車と比べると各費用の概要がつかみにくいように感じると思いますが、当記事の内容があなたのEV検討の一助になれていたら幸いです。

読んで下さりありがとうございました。
それでは、良いEVライフを!

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