投稿日:2023-02-10  更新日:2023-12-18

【注目】電気自動車(EV)の自宅コンセント工事のおすすめ電気工事業者(費用と補助金も紹介)

こんにちは、EVライフ編集部です。

「電気自動車(EV)への乗り換えを検討しているけど、自宅にEVコンセントを工事する時の金額相場とか内容、おすすめの業者さんってどんな所があるんだろう?」
こんな疑問に答えます。

本記事は「【注目】電気自動車(EV)の自宅コンセント工事のおすすめ電気工事業者(費用と補助金も紹介)」について紹介します。

電気自動車(EV)の自宅コンセントの電気工事とは?

電気自動車(EV)の自宅コンセントの電気工事とはどのような種類があるのでしょうか?簡単に紹介していきます。

電気自動車(EV)とは?

電気自動車(EV)とは、プラグを使って電気を充電し、電気で走る自動車のことをいいます。携帯電話やPCなどと同じようにアダプターをさすことによって充電できます。詳細を次の記事で紹介します。
関連記事:電気自動車(EV)とは?未来を繋げる次世代の車の説明

電気自動車(EV)の自宅コンセントの種類

電気自動車(EV)のコンセント工事を自宅でする場合、大きく3つのグレードに分かれます。
参考のため、一般グレードでよく知られる日産リーフ(航続距離322km)の充電時間も合わせて記載します。

✔︎EV用の自宅コンセントの種類とリーフの想定充電時間
①100V 2kW:電気工事不要なケースもある。充電時間20時間。
②200V 4kW:電気工事が望ましい。充電時間10時間。
③200V 6kW:電気工事が望ましい。充電時間6.7時間。

上のとおり、航続距離が300kmを超えてくる普通の電気自動車(EV)の場合、電気工事不要な100Vコンセントでは、とても長い充電時間がかかります。たとえば日々の通勤などで使おうと考えている場合は不便に感じるケースが生じます。一方、4kWのコンセントを使うと10時間程度で充電ができるため、夜8時に残量ギリギリで帰ってきて充電を始めたとしても翌朝6時には満タンまで充電されている想定になり、使い勝手良く電気自動車(EV)を使いこなすことができます。充電速さの観点から、一般的な走行距離のEVを検討している場合には、最低でも4kW以上のコンセントが利用することが推奨されます。

電気自動車(EV)の自宅コンセント工事はなぜ必要?

では、なぜ電気自動車(EV)の自宅コンセントをつけるのに業者での電気工事が必要になるのでしょうか。
その答えの1つは法律にあります。日本において、電気工作物(コンセントを含む)を取り扱いにおいて、電気工事士法で次の規定があります。

(電気工事士等)
第三条 
 第一種電気工事士又は第二種電気工事士免状の交付を受けている者(以下「第二種電気工事士」という。)でなければ、一般用電気工作物に係る電気工事の作業(一般用電気工作物の保安上支障がないと認められる作業であつて、経済産業省令で定めるものを除く。以下同じ。)に従事してはならない。
(罰則)
第十四条 第三条第一項、第二項又は第三項の規定に違反した者は、三月以下の懲役又は三万円以下の罰金に処する。
参照:電気工事士法


自宅でのEVコンセントの設置は「一般用電気工作物」の設置にあたるため、最低でも第二種電気工事士の免許を持っていないと罰金の対象になります。有資格者なら自分でEVコンセントを設置することもできますが、電気工事士の資格を持っていない場合は、EV用の新規コンセントの設置が生じる場合、資格を有する電気工事をしてくれる業者に依頼することが必要になります。

電気自動車(EV)のコンセント工事の相場


EVのコンセント工事の相場について紹介します。

EVのコンセント工事の構成

EVのコンセント工事には、工事費用の他にも、EV用のコンセント自体の充電器の費用や、必要に応じて加算される分電盤費用やコードの延長費用などがあります。具体的に代表的な内訳を記載すると次の5つが挙げられます。

✔︎EVコンセント工事の内訳
EVコンセントの工事費用
=①EVコンセント費用+②工事費用+③延長ケーブル費用+④分電盤費用+⑤その他費用

なお、小項目に分けると更に細かい費用も出てきます。具体的に挙げられる内容は次のような項目があります。

①EVコンセント費用
・EV充電器本体の費用

②工事費用
・送電線の延長費用(延長ケーブル費用)
・漏電初段機つきブレーカー設置費用
・ブレーカーボックス設置費用
穴あけ工事
・ハシゴ作業
・配線工事費用

③延長ケーブル費用
専用回路延長

④分電盤費用
・漏電初段機つきブレーカー本体費用
・ブレーカーボックス費用

⑤その他費用
・保護管工事費用
室内モール費用
室内EV用スイッチ費用

EVのコンセント工事の相場

EVコンセントの工事費用の相場は、設置するEV充電器の値段でブレが大きくなります。それぞれの値段の相場感は次のとおりです。

①:20,000円〜
②〜⑤:25,000円〜
合計:45,000円〜

①の充電器をどこまで安く出来るか、という点により最安値は前後しますが、EVコンセント工事には概ね4.5万円から5万円は最低でも費用としてかかることを想定しておきましょう。

EVのコンセント工事のコストを抑えるコツ

EVのコンセント工事のコストを抑える最大のコツを2つ紹介します。

①コンセントを自力で探す(購入する)
②相見積もりを取る

EVコンセントはディーラーや車の整備・備品屋さん、アマゾン等で購入することができ、現在では多くの種類のEV専用コンセントが販売されています。品質はピンキリで、値段も大幅に上下しますが、ディーラーの正規品と比べると半額以上安い様な充電器も多数あります。

また、EVコンセント工事費用を抑える2つ目のコツとしては、EVコンセント工事の業者を複数相見積もりを実施することです。相見積もりをすることで相場に合ったEVコンセントの設置工事を進めるることができます。最低でも2社以上から見積もりをもらって相みつをし、EVコンセント工事の相場観を知った上で検討するようにしましょう。

電気自動車(EV)の自宅コンセント工事の電気工事業者の選び方

電気自動車(EV)の自宅コンセントの電気工事業者の選び方を紹介します。
✔︎EVコンセントの電気工事業者の選び方

①EVコンセントの工事実績はあるか?
②施工の美観は良いか?

①EVコンセントの工事実績はあるか?

電気自動車(EV)の自宅コンセントの電気工事業者の選び方の1つ目は「EVコンセントの工事実績」があるかです。
EVコンセントの工事は、

・屋外へのコンセント設置
・EV専用の分電盤の設置
・屋外配線の取り回し

など、一般の電気工事と比べてEV専用の対応が必要になります。そのため、EV関連での施工の経験がある方が、EVコンセントの設置の全体工程を抜け漏れなく、実施することができます。

②施工の美観は良いか?

電気自動車(EV)の自宅コンセントの電気工事業者の選び方の2つ目は「施工の美観は良いか?」という点です。
EVのコンセントの設置は、場合によっては住宅外壁に穴を開ける必要があります。穴を開けた部分の密閉性、また分電盤からEVコンセントの配線の取り回しなど、外側で見える分、EVコンセントの設置には外観的な印象も大きくなります。
検討している業者のEVコンセント施工例などをしっかりと確認し、配線や密閉性なども確認しておきましょう。

電気自動車(EV)の自宅コンセント工事のおすすめ電気工事業者3選

それでは、電気自動車(EV)の自宅コンセントのおすすめ電気工事業者を紹介します。

✔︎EVおすすめ電気工事業者

電気工事の達人:EVのサービスに注力する全国展開(支店のある場所のみ)のチェーンの電気工事業者。多くの実績が集約されるため高い安心感。
テイクサービス:EVの実績紹介は多くないが365日24時間の受付対応してくれる全国展開の電気工事業者の仲介業者。
V2H.com全国256店舗展開中の電気工事のプロフェッショナル。電気工事に関わる主要電力会社とのやりとりや、各地方自治体への申請などもがオールインワンで対応。
くらしのマーケット:電気自動車(EV)のコンセント工事の経験をもつ個人経営の電気工事業者を写真付きで探せるサイト。


電気工事の達人

対応EVメーカー:17社以上:日産、トヨタ、レクサス、三菱、Audi、VW、ほか
対応EVコンセント:パナソニック、カワムラ、日東工業
EV施工実績:不明
無料見積もり:対応可能
EV施工料金:33,000〜(23年2月現在)

電気工事の達人は、全国に展開する電気工事メーカーで、西は福岡から東は福島まで幅広く支店を持っています。各支店での工事実績が共有されるため、経験に基づく安定した工事が期待されます。

また、対応できるEVの車種やコンセントに関する知見を複数持っていることも大きな強みです。ほかのEVコンセント設置業者では、対応(または経験)したEV車種に関する情報の記載がない場合がほとんどのため、安心して依頼できる点も魅力の1つです。

見積もり無料で、自宅でのEV設置に必要なことをアドバイスくれます。電気工事の達人は、EVに関して事前情報を含めて安心して依頼したい場合におすすめのEVコンセント電気工事業者になります。

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テイクサービス

テイクサービスを運営する株式会社アシストは、ハウストラブル対応のWebサイトを多数もち、お客様と提携業者をつなげるのを得意とする仲介会社です。

電気工事の業界では、多数の下請けメーカーと、それを仲介するメーカーがありますが、テイクサービスは仲介する側のメーカーです。仲介メイカーとして認知度が高く、仲介数も3万件以上と豊富です。大きな特徴は次のとおりです。

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対応がとにかく早いのが特徴で、ホームページ上では、「今現在すぐに電話対応できるか」をリアルタイムで表示しているほどの対応への積極性を持ち合わせています。身近な電気工事屋さんに1つ1つ電話するのは骨の折れる作業ですが、テイクサービスはそれを代行し、自分の電気工事ニーズにマッチした業者を素早く紹介してくれます。

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V2H.com

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国家資格「第一種電気工事士」が在籍しており、高い技術力と信頼性を提供しています。

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配線は美しく、使いやすく、様々なメーカーの機種に対応可能。

V2H(Vehicle-to-Home)に理想的な設置が可能で、多岐にわたる機種に対応。

スピーディーな工事と柔軟な対応:

工事は最速2時間で迅速なサービス提供。お客様の待ち時間を最小限に抑えます。

その他の電気に関する悩みも柔軟に相談に乗ります。

EVライフをサポート:

V2H機器のご自宅への設置を通じて、快適なEV(Electric Vehicle)ライフを提供。

いつでも充電満タンで、美しい配線でかっこいい仕上がりを実現。充電ステーションに頼らずに帰宅可能。


総合的な電気工事サービスを提供するV2H.comは、国家資格を有するプロフェッショナルが技術力と信頼性をもってサポート。スピーディーで美しい工事、補助金サポート、V2H設置など、お客様の幅広いニーズに柔軟に対応しています。

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くらしのマーケット

くらしのマーケットは、たくさんの電気工事士さんとユーザーをつなぐプラットフォームです。「EVコンセント」で検索すると、対応できる電気工事士さんの一覧を見ることができます。くらしのマーケットの特徴は、

・電気工事士さんの顔がわかる(安心できる)
・施工イメージがたくさん

一方で、対応できる充電器の種類やEVメーカーさんは個々の電気工事士さんの経験に依存し、その情報が整理されていないため、1人1人に聞いていく必要があります。くらしのマーケットは、工事士さんの顔や施工例を含めた安心感を取りたい方におすすめの電気工事紹介業者になります。

まとめ:電気自動車(EV)の自宅コンセント工事の電気工事を通して便利なEVライフを

本記事は「【注目】電気自動車(EV)の自宅コンセント工事のおすすめ電気工事業者(費用と補助金も紹介)」について紹介しました。
改めて、電気自動車(EV)の自宅コンセントおすすめ電気工事業者をまとめます。

✔︎EVおすすめ電気工事業者

電気工事の達人:EVのサービスに注力する全国展開(支店のある場所のみ)のチェーンの電気工事業者。多くの実績が集約されるため高い安心感。
テイクサービス:EVの実績紹介は多くないが365日24時間の受付対応してくれる全国展開の電気工事業者の仲介業者。
V2H.com全国256店舗展開中の電気工事のプロフェッショナル。電気工事に関わる主要電力会社とのやりとりや、各地方自治体への申請などもがオールインワンで対応。
くらしのマーケット:電気自動車(EV)のコンセント工事の経験をもつ個人経営の電気工事業者を写真付きで探せるサイト。


お気に入りの電気工事業者は見つかりましたか?
自宅にEVの充電コンセントがあると、EVの利便性はグッと高くなります。自宅にEVコンセントを設置できる場合には、ぜひ前向きに検討して、便利なEVライフをお楽しみください。

読んでくださりありがとうございました。
それでは、良いEVライフを!

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