■ 日産の電気自動車(EV)の主なラインナップ
現在販売している日産の電気自動車(EV)の主要ラインナップは「リーフ」「アリア」「サクラ」の3つのモデルがあります。
日産のEVラインナップ①:リーフ
日産の電気自動車(EV)の1つ目のラインナップが『リーフ』のモデルです。ガソリンを使わず走行することができるため、地球環境に優しいことが特徴のピュアEVです。乗車定員5名のハッチバックで、ピュアEV(BEV)ならではの加速感と静粛性を楽しめる電気自動車(EV)です。充電あたりの走行距離は40kWh(X系、G)で322km(WLTC値)、60kWh(e+ シリーズ)で450kmあり、60kWhになると走行距離が500kmに迫ります。日産は日本内では先駆けてEVの普及に向けて一般車の電気自動車(EV)を市場に送り出し、2010年12月に初代モデルが発売されています。それから数回のモデルチェンジがあり、現在でも国内で多くの実績、信頼の集まる車種です。
日産のEVラインナップ②:アリア
日産の電気自動車(EV)の2つ目のラインナップが『アリア』のモデルで、アリアも電気のみで充電し、走ることができるSUVのピュアEV(BEV)です。2010年に初代リーフを販売してから、異なるラインナップを長期にわたって販売していませんでしたが、12年の時をまたぎ、2022年にSUV型のBEVを投入しました。充電あたりの走行距離は一般モデルで470km(WLTC値)で、リーフの長距離モデルよりも長い航続距離を誇ります。発売当初は、アリアの長距離モデル(B9シリーズ、WLTC580km)を提供していましたが、現在は航続距離の短めなB6シリーズのみになります。SUVならでは航続距離、力強いフォルム、次世代感の漂うEVをお考えの方にピッタリの車種です。
日産のEVラインナップ③:サクラ
日産の電気自動車(EV)の3つ目のラインナップが『サクラ』のモデルで、サクラも電気のみで充電し、走ることができる軽のピュアEV(BEV)です。2022年のアリアの投入で大きな注目を浴びた日産でしたが、このサクラは、「軽のEV」の中で航続距離・搭乗可能人数・充電性で十分な機能を備えた車であり、爆発的な注目を浴びた車種になります。この注目度から『サクラが日本にEV元年をもたらした』ともいわれています。その大きな理由の1つが「価格」です。発売当初の最安モデルでは約233.3万円であり、国・都道府県・市区町村の補助金を合わせると、本体価格だけの場合、最大で100万円を切る地域も出たために、ガソリン車同等または安い初期費用で導入できることもあり、大注目されています。価格面だけでもなく、日産のサクラは4人乗り、急速充電対応、180kmの航続距離を誇るなど、従来の軽EVのスペックを大幅に超える性能を持ち、予約が殺到している車種になります。
■ 日産の電気自動車(EV)のボディタイプ別ラインナップ
軽自動車 | × |
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コンパクトカー | × |
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セダン | × |
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クーペ | × |
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ハッチバック | × |
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SUV | × |
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トラック | × |
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日産の電気自動車(EV)の今後の主なラインナップ
日産の電気自動車(EV)は、今後にどのようにラインナップを拡張していくのでしょうか。
日産は2030年度までに15車種のEVを含む23車種の電動車を導入し、ニッサン、インフィニティの両ブランドをあわせてグローバルに電動車のモデルミックスを50%以上とすることを目指します。また、全固体電池を使用した電気自動車(EV)を2028年度に市場投入する。