■ 三菱の電気自動車(EV)の主なラインナップ
現在販売している三菱の電気自動車(EV)の主要ラインナップは「ekクロス」「ミニキャブ・ミーブ」の2つのモデルがあります。
三菱のEVラインナップ①:ekクロス
三菱の電気自動車(EV)の1つ目のラインナップが『ekクロス』のモデルで、電気のみで充電して走ることができる軽のピュアEV(BEV)です。ekクロスは、2022年までに発売されていた「軽自動車のEV」の中では航続距離・搭乗可能人数・充電性の観点で大きな十分な機能を備えた車であり、大きな注目を浴びた車種になります。ekクロスは、アライアンス先である日産のサクラと同じプラットフォームで設計された電気自動車(EV)で、基本的な性能は日産サクラと同様になりますが、エクステリア・インテリアなどやオプションなどで異なります。軽のEVであることから、値段面でのお得感も注目理由の1つで、国・都道府県・市区町村の補助金を合わせると、本体価格だけの場合、最大で100万円を切る地域も出たために、ガソリン車同等または安い初期費用で導入できるメリットもあります。また、軽のEVは、電気自動車(EV)ならでは免税・減税を活用するととてもお得な維持費になるため、合わせて注目すべきポイントです。
三菱のEVラインナップ②:ミニキャブ・ミーブ
三菱の電気自動車(EV)の2つ目のラインナップが『ミニキャブ・ミーブ』のモデルで、電気のみで充電して走ることができるバンタイプのピュアEV(BEV)です。総電力量16kWhの駆動用バッテリーと小型・軽量・高効率なモーターなど世界初の量産EV『アイ・ミーブ』で実績のあるEVシステムを搭載し、一充電あたりの航続距離は133km(WLTCモード)で、商用利用を目的として販売されています。法人向けのみの販売になったこともありますが、現在は個人向けにも販売が再開されており、荷物を運びたくてバンタイプのEVを探している方にピッタリのEVです。
三菱のEVラインナップ③:i-MiEV / 販売終了
現在は販売終了になっていますが、三菱の電気自動車(EV)のラインナップの1つに『iMiEV』のモデルがあり、電気のみで充電して走ることができる軽またはコンパクトタイプのピュアEV(BEV)を販売していました。三菱自動車は、環境汚染、地球温暖化、石油エネルギーの枯渇など、自動車が直面する課題に対応する究極の環境対応車として、2009年7月、世界に先駆けて『i-MiEV』の販売を開始しました(テスラの初代EVが2012年5、6月の販売開始のため、約3年も先駆けての販売になります)。電気自動車(EV)の普及を進めるため、日本国内では2010年4月に個人向け販売を開始され、全世界合計で1万台以上を出荷しています。EVに乗ってみたかった、という国内ユーザーが利用していることが多く、iMiEVユーザーは国内のEVドライバーのパイオニアとも認識されています。
■ 三菱の電気自動車(EV)のボディタイプ別ラインナップ
軽自動車 | × |
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コンパクトカー | × |
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セダン | × |
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クーペ | × |
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ハッチバック | × |
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SUV | × |
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トラック | × |
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三菱の電気自動車(EV)の今後の主なラインナップ
三菱の電気自動車(EV)は、今後にどのようにラインナップを拡張していくのでしょうか。
三菱の発表では、具体的な車種の数は発表されていません。PHEV(プラグインハイブリッドカー)を中心とした電動化の推進を掲げており、2030年までに50%を電動化(PHEV、BEV、HEV)すると発表されています。