投稿日:2023-06-16  更新日:2023-06-21

トヨタがクルマの未来を変える新技術を公開しバッテリー電気自動車(EV)と水素事業を柱に!

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こんにちは、EVライフ編集部です。

日々、多くの電気自動車(EV)関連の新製品や活用方法、ピックアップニュースが登場しています。EVライフでは、電気自動車(EV)との生活をまとめ、整理して発信しています。

今日は多数のEV関連ニュースから注目の情報として「トヨタがクルマの未来を変える新技術を公開しバッテリー電気自動車(EV)と水素事業を柱に!」をEVライフライターが紹介します。

トヨタがクルマの未来を変える新技術を公開しバッテリー電気自動車(EV)と水素事業を柱に!の概要

トヨタの技術戦略と未来のカーメーカーの方向性

トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、クルマの未来を変えるための技術説明会「Toyota Technical Workshop」を開催し、モビリティカンパニーへの変革を支える新技術を紹介しました。副社長・Chief Technology Officerの中嶋裕樹氏は、トヨタの技術戦略と今後のクルマづくりの方向性について説明しました。

画像転用元:トヨタ


トヨタは、2016年以降先進的な技術への積極投資を行っており、2023年3月時点で、技術開発に従事する人員の半数以上をシフトし、研究開発費の半分以上を先進技術に向けています。トヨタは、電動化、知能化、多様化を推進するため、技術領域での投資を加速させています。この3つのテーマを進めるため、トヨタはクルマづくりの方針を3つの軸に置いています。1つ目は、安全・安心を徹底して追求すること、2つ目は、世界中の仲間たちとつながって未来をつくること、そして、3つ目は、地域ごとのお客様のニーズに対応し地域化を進めることです。

トヨタの次世代バッテリー電気自動車(BEV)戦略

バッテリー電気自動車(BEV)ファクトリープレジデントの加藤武郎氏は、5月に発足したバッテリー電気自動車(BEV)専任組織であるバッテリー電気自動車(BEV)ファクトリーの次世代バッテリーEV戦略について説明しました。バッテリー電気自動車(BEV)ファクトリーは、クルマ・モノづくり・仕事の変革を通じて、BEV(バッテリーフル電動車)で未来を変えることを目指しています。

加藤氏は、次世代電池の採用と音速技術の融合により、「航続距離1,000km」を実現することを目指しています。加えて、空力性能の向上も図り、AIがサポートしているカッコいいデザインにも注力しています。また、自動運転技術にも力を入れ、プレミアムなドライビング体験を提供することを目指しています。

モノづくりの軸では、車体を3分割の新モジュール構造とし、ギガキャストの採用で、車両開発費、そして、工場投資の削減にも貢献することで、大幅な部品統合を実現しました。加えて、自走生産の技術により、工程と工場投資を半減することができます。

BEVファクトリーは、ウーブン・バイ・トヨタや外部パートナーを含むクルマ屋の枠組みを超えたALL in ONE TEAMで、クルマメーカーとしては異例の取り組みとなっており、同じ現場で同じ目的を持ったチームでの作業により、効率化と素早い意思決定が可能になります。BEVファクトリーでは、次世代BEVは26年から市場に投入され、BEVファクトリーから170万台が供給される予定です。

トヨタの水素事業の確立

トヨタは、環境に配慮した技術開発に力を注いでいます。トヨタは、電池EV技術だけでなく、水素で動く燃料電池車の開発も加速させています。水素技術については、山形光正氏が説明しました。

山形氏は、燃料電池車の実用化について、現在車両は炭素中和を実現していると述べ、水素燃料電池車によるCO2排出量ゼロの実現に向けて、水素ステーションの拡充に取り組んでいます。トヨタは、水素ステーションを合計200カ所以上に設置する計画を進めており、水素ステーションの拡充によって、燃料電池車の利用を広げる取り組みを進めます。

トヨタのカーボンニュートラルに向けた取り組み

トヨタは、クルマ製造においてCO2排出量を削減し、カーボンニュートラルを実現するための取り組みを進めています。トヨタは、これまでにカーボンニュートラルの実現に向け、さまざまな取り組みを行ってきました。

トヨタは、エコファクトリーの創設を目指し、温室効果ガスを削減するための取り組みを進めています。トヨタの工場では、エネルギーの効率的な利用、再利用可能なエネルギー源の導入、省エネ設備の導入などが進んでいます。

また、CO2排出量の削減に向けて、水素やバイオマスを用いたエネルギーの導入にも注力しています。トヨタは、自動車産業の責任を果たし、社会の環境保護に貢
献することを約束しており、グリーンテクノロジーの開発と普及にも力を入れています。

さらに、トヨタは、2021年10月から日本国内での自社製品の新車登録において、CO2排出量の削減目標に応じたクールジャパン税制の認定を取得しています。これにより、一部の車種は消費税が軽減されるなど、エコな車づくりによる税制面のサポートも受けています。

まとめ:トヨタがクルマの未来を変える新技術を公開しバッテリー電気自動車(EV)と水素事業に注力

以上のように、トヨタは、クルマの未来を変えるために、バッテリー電気自動車(EV)と水素事業を柱として先進的な技術開発と環境保護に取り組んでいます。今後も、トヨタは革新的なアプローチに力を注ぎ、グローバルなトレンドを牽引するカーメーカーとして、持続可能な社会の実現に貢献していくことが期待されます。

今回の記事を見て、EVに関する取り組みやEV自身に興味を持っていただき、電気自動車(EV)を身近に感じてもらえたら幸いです!

読んで下さりありがとうございました。それではより良いEVライフを!

参考:トヨタ


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