投稿日:2023-06-25  更新日:2023-06-25

ヒュンダイ(現代自動車)が米国でテスラNACS充電コネクタを検討中 - 高電圧バッテリーシステムに対応

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こんにちは、EVライフ編集部です。

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今日は多数のEV関連ニュースから注目の情報として「ヒュンダイ(現代自動車)が米国でテスラNACS充電コネクタを検討中 - 高電圧バッテリーシステムに対応」をEVライフライターが紹介します。

ヒュンダイ(現代自動車)が米国でテスラNACS充電コネクタを検討中 - 高電圧バッテリーシステムに対応

ヒュンダイ(現代自動車)が高電圧バッテリーシステムに対応するために必要な対応とは?

現代自動車が、北米市場においてCCS1からテスラのNACS充電コネクタに切り替える可能性を検討しているという報道が出ています。この切り替えを行う背景には、高電圧バッテリーシステムへの対応が求められるという問題があります。


現在の最新オール電化車は、約600ボルトから800ボルト程度の高電圧バッテリーシステムを採用しています。このような高電圧バッテリーシステムを採用することで、同じ電力レベルであっても、低い電流での急速充電が可能となり、充電時間を短縮することができます。

しかしながら、現在のテスラのNACS規格は約400Vであり、この規格を採用することでは、高電圧バッテリーシステムを持った車両の効率的な充電が難しくなってしまいます。そのため、現代自動車グループでは、テスラが使用するよりも高い電圧をサポートすることができるNACS規格に対応できるかどうかが問題となります。

テスラのNACS規格と高電圧バッテリーシステムの関係について

テスラが11月に発表した充電コネクタには、500Vと10,000Vの2つの構成が含まれています。より高い電圧を採用することで、高電圧バッテリーシステムを持った車両に対応することができるため、現代自動車グループはこのテスラの新しい充電コネクタに関心を持っています。

テスラが、さらに高電圧のインレットやプラグなどを発表した場合、他のOEMが部品を製造できるように文書を公開することで、現代自動車グループはNACS連合に参加する可能性が高くなります。現在のNACS連合にはフォードとゼネラルモーターズが参加しており、それらのメーカーも800Vバッテリーシステムに関心を持っています。

ヒュンダイ(現代自動車)の韓国市場における背景と政治的決定

しかしこの問題は、現代自動車グループに限った問題ではありません。韓国全体の問題として、現代自動車グループの他、インフラや韓国で事業を展開する他のメーカーも含まれます。そのため、より政治的な決定が必要とされます。

大きな決断が迫られている現状では、このようなことは初めてのことではありません。日本がEVとCHAdeMO急速充電規格を推進した初期の頃には、韓国は長い間ChadeMOを採用していましたが、現在はCCS1に切り替わっています。

現代自動車グループが北米でNACSに切り替える場合、韓国でCCS1にこだわる意義はあるのでしょうか。数年後には、(市場規模を考えれば)CCS1/J1772の希少市場となることが予想されます。よって、韓国は自社だけのための過剰な充電規格を持つことには興味がなく、現代自動車グループにとってはNACSへの切り替えが有望です。

結論:ヒュンダイ(現代自動車)が米国でテスラNACS充電コネクタを検討中 - 高電圧バッテリーシステムに対応

今回のニュースは、自動車業界に大きな影響を与えることが予想されます。現代自動車グループがテスラのNACS規格に切り替えることで、高電圧バッテリーシステムに対応することができるため、車両の急速充電性能が向上することが期待されます。

しかしながら、この問題には政治的な側面も存在し、韓国全体に影響を与えることが予想されます。現代自動車グループはNACS連合に参加する可能性があるため、一定の政治的決定が必要です。

特に、現代自動車グループがNACS規格に切り替えることで、他のメーカーがこの規格に追随する可能性があります。これにより、自動車業界の充電インフラの統一と簡素化が進み、EVの普及を加速することが期待されます。

また、高電圧バッテリーシステムに対応するための充電技術開発も加速することが予想されます。現在、EVの急速充電技術は急速に進歩しており、今後ますます充実していくことが期待されます。

現代自動車グループがこの問題にどのように対応し、NACS規格に切り替えるかに注目が集まっています。今後も自動車業界の動向に注目し、EV普及のさらなる推進を期待しましょう。

今回の記事を見て、EVに関する取り組みやEV自身に興味を持っていただき、電気自動車(EV)を身近に感じてもらえたら幸いです!

読んで下さりありがとうございました。それではより良いEVライフを!

参考:PRTIMES


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