こんにちは、EVライフ編集部です。
日々、多くの電気自動車（EV）関連の新製品や活用方法、ピックアップニュースが登場しています。EVライフでは、電気自動車（EV）との生活をまとめ、整理して発信しています。
今日は多数のEV関連ニュースから注目の情報として「トヨタ、車載用電池の量産体制強化のためプライムアースＥＶエナジー社を完全子会社化へ」をEVライフライターが紹介します。
目次
本コンテンツはEVライフが独自に制作し、コンテンツ内容およびランキングの決定には一切関与していません。メーカー等の依頼による広告にはPRを表記します。また本コンテンツはECサイト、メーカー、および検索エンジン会社等から送客手数料を受領しています。詳しくはEVライフサイトポリシーをご覧ください。
トヨタ、車載用電池の量産体制強化のためプライムアースＥＶエナジー社を完全子会社化へ
トヨタ自動車は、車載用電池の生産体制を強化するために、プライムアースEVエナジー（PEVE）を完全子会社化することを、パナソニックホールディングスと合意しました。
この完全子会社化は3月下旬に予定されています。
トヨタの電池生産体制
トヨタ関連企業の電池生産体制は、次のように組まれています。
〇ハイブリッド車（HEV）用電池
・PEVE
・プライムプラネットエナジー＆ソリューションズ
・株式会社豊田自動織機
〇電気自動車（BEV）
プライムプラネットエナジー＆ソリューションズ
〇プラグインハイブリッド車（PHEV）
プライムプラネットエナジー＆ソリューションズ
今後も、これらの企業と連携して電池の生産や開発を続けます。
PEVEの今後の生産拡張意向
PEVEは今後、HEV用の電池に加えて、BEVやPHEV用の電池も生産する予定です。これにより、様々な電動車用の電池を量産することで、電池の需要拡大に柔軟に対応できるだけでなく、競争力を高めることができます。
電池の競争力を高めることで、電動車の魅力を向上させ、カーボンニュートラルな社会を実現するための道筋を支援していきます。
PEVEとは？会社概要とトヨタでの位置づけ
PEVEとは、どのような会社なのでしょうか？
PEVEの狙い
PEVEは、1996年にパナソニックHD60%、トヨタ40%の共同出資で設立された株式会社です。主にハイブリッド車をはじめとする次世代自動車用の電池メーカーです。
1996年の会社設立から現在に至るまで、エコカー用電池業界では『世界シェアNo.1』を誇り、車載用「ニッケル水素電池（Ni-MH）」「リチウムイオン電池（LiB）」のトップメーカーとしての実績をもとに、電池材料の開発から電池パックの設計・評価・生産に至るまで、お客様に車載用電源システムとしてトータルで提供しています。
設立のまもなくの1997年12月、世界初のハイブリッド車 「プリウス」が発売されました。ガソリンリッターあたり約30km走行という低燃費は、当時の常識をくつがえす夢のクルマで、「プリウス」の心臓部を担う電池を世界に先駆けて初めて開発し、量産へとつなげたPEVEは、ハイブリッド車市場の拡大とともに急激な成長を続けてきました。
PEVEの沿革
1996年12月にパナソニックEVエナジー（株）が設立され、その後、1997年1月には電気自動車用ニッケル水素蓄電池EV-95の開発・量産が始まりました。
1997年12月に円筒型ニッケル水素蓄電池パックが開発され、2000年5月にはハイブリッド自動車用樹脂ケース角形ニッケル水素蓄電池（NP1.0）が開発・量産されました。その後、2003年にはNP2.0、2005年にはNP2.5が開発され、累計生産台数100万台を突破、2008年には累計生産台数200万台を突破します。
2009年にはハイブリッド自動車用角形リチウムイオン蓄電池（Li1.0）の量産が開始されました。2010年には宮城工場の生産が開始され、同年に社名がプライムアースEVエナジー（株）に変更され、累計生産台数300万台を突破しました。
2011年から2013年にかけて累計生産台数が400万台から600万台に増加し、2013年11月には中国江蘇省常熟市にトヨタエナジーシステム有限会社（STAES）が設立されました。2015年には累計生産台数が800万台を超え、同年に宮城第2工場の生産が開始されました。2016年には累計生産台数が1,000万台を突破し、同年12月には会社設立20周年を迎えました。
2018年には湖西地区での用地取得を前提とした湖西市ほかとの協定書が締結され、2019年には累計生産台数が1,500万台を超えました。2020年には特例子会社『PEVEスマイル株式会社』が設立され、2021年には会社設立25周年と累計生産台数が2,000万台を突破しました。
まとめ：「トヨタ、車載用電池の量産体制強化のためプライムアースＥＶエナジー社を完全子会社化へ」を知り、EVライフをさらに豊かに！
本記事は「トヨタ、車載用電池の量産体制強化のためプライムアースＥＶエナジー社を完全子会社化へ」と題してEVライフライターが最新の電気自動車（EV）に関するトピックを紹介しました。
今回の記事を見て、EVに関する取り組みやEV自身に興味を持っていただき、EVを身近に感じてもらえたら幸いです！
読んで下さりありがとうございました。それではより良いEVライフを！
参照：トヨタ
ガソリン車からEVへの乗り換えで賢くお得に暮らそう！
記事を読み終えたら…
電気自動車への乗り換えで、年間維持費平均10,000円以上もお得に！
2022年はEV元年！すでに10万を超える人たちがEVに乗り換えています。次はアナタが電気自動車（EV）に乗り換えて、自動車の維持費を賢く抑えていきましょう。さっそく、アナタの使っているガソリン車と最新の電気自動車（EV）を比較しよう！
